長年 部屋で見守ってくれていた「招き猫」
ここ数年は、あんまり可愛がってあげる余裕もなく 黙って部屋を守ってくれてました。
仕事から帰ったときは、だいたい仏頂面で ふさぎ込んでいたし・・・
休みの日は、黙々と勉強してるか ノートに万年筆で書きものしてるか アニメ見て号泣してるか 「水曜どうでしょう」見て ちょっと笑ったり・・・。
誰よりも 一人の時の私のそばに居てくれてました。
10月に入って3日目。
「招き猫」を眺める余裕も出てきて、今まで可哀そうな思いをさせてしまったなと。
本日、仲間のところに戻してあげようと 世田谷 豪徳寺へ。
豪徳寺の駅前にも「招き猫」が居るのですが・・・

仮装してた(笑)
今日は曇りで比較的涼しかったので、快適に駅から豪徳寺まで散歩
豪徳寺は 代々「井伊家」の江戸の墓所。
2代藩主の時、鷹狩りの帰りのお殿様をお寺の前で猫が手招き。
お殿様がお寺に入ったら、雨ザーザー降りになったとか。
これが縁で井伊家がこのお寺を超立派にしたそうな。

なので、彦根が本拠地の「井伊家」
井伊家の鎧兜に、ここの招き猫を掛け合わせた ゆるきゃらが「ひこにゃん」
また、ひこにゃん 会いに行きたいなぁ。
ということで、
江戸で亡くなった代々のお殿様は、ここ豪徳寺にお墓があります。


墓所に誰でも無料で入れます。
ひこにゃんの きっかけをつくった2代藩主のお墓もあります。
江戸の上屋敷から こっちまで鷹狩りきてたんかい・・・と思いながらお参り。
一番有名なのは井伊直弼でしょう。
桜田門、今度いかなきゃな。
井伊直弼、今の私より全然年下で大老やって、日米修好通商条約 調印して、函館と横浜開港したんだよなぁ。
でも、これまた偶然なのか、安政の大獄で亡くなることになった「吉田松陰」の墓所 松陰神社が目と鼻の先にあるのよねぇ・・・。
で・・・前回 招き猫をお迎えした以来、数年ぶりに来たけれど・・・
やたら訪日観光客で ごった返していた。
こんなところまでインバウンド需要がきているとは思わなかった。
で、お参りして・・・

苦労をかけた 招き猫返納



訪日観光客のお目当ては、この めちゃんこ一杯の「招き猫」の写真を撮ることらしい。
訪日観光客に ガン見されながら、うちの招き猫を奉納。今までありがとう。
奉納する人 私しか居なかった(涙)
で、帰ろうかな・・・と思ったのだけれど、部屋に招き猫が居ないのは やっぱり寂しい。
新しい招き猫 お迎えすることにしました。
が・・・これまた訪日観光客の長蛇の列。
え・・・みなさん招き猫買うの??
招き猫って訪日の方、どうやって買うんだろう。
並びながら会話を聞いていたら・・・
「One NEKO chan」
へぇ・・・ 猫ちゃんって言って買うんだ(笑)
サイズが決まっている訪日観光客用に、クレジットカードで引換券を購入できる「ラーメン屋の食券販売機」みたいのも新しく設置されていて、びっくりした。
私は・・・前回よりちょっとだけ大きなサイズの招き猫を購入。
自宅に帰って、部屋にお迎え

また苦労をかけると思うけれど・・・
これから宜しくね。
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